ビル型納骨堂

最近、ビル型納骨堂のメリット、デメリットという記事を大手週刊誌で読んだ。

内容はそれほど深くなく、自分が考えている範囲であった。

 

昨年暮れに納骨堂の使用許可証が届いた。権利ではなく、あくまで使用するだけのものである。

年が明け、昨日時間もあったので、義弟と3人で、見に行った。カードをかざすと〇〇家と名が入った墓がで出てきた。まだ、お骨が入っていないので、これだけだが、モニターに故人の写真や情報が映し出された。うーん近代的‼︎

 

その日は2組のお家の納骨が行なわれようとしていた。同じ場所にはいるお仲間である。本当は私も正月明けに納骨したかったが、暖かくなってからでいいんじゃない?という夫の意見でまだ行なわれていない。

 

いいね!と義弟の感想はあったが、あまり自分は関係ないと、いう感じでもあった。墓が決まるとまずは安心である。次はじいさんの予定ではあるが、こればかりはわからない。順番は変わる場合もある。でも入れる墓さえあれば、スムーズに行きそうだ。

 

建物は広い通りに面しているが、一本裏の狭い通りにここの寺の永代供養堂がある。小さいものだか堅牢で良い。この納骨堂に決めたのは、維持できなくなってもお骨が遠方、知らない場所にいかないことだ。会社や学校、お寺が多いこの地域、日曜はとても静かだ。最終的にはここにはいるのだと感慨深い。ビル型の方はあくまで仮の場所かなと感じている。

 

永代供養堂の周りに小さな墓地がある。墓参りをしている人もいた。代々の墓を持っている人だ。少し羨ましかった。

でも私もこの場所に来る。50年後くらいかな?お寺やお墓、過去や故人を想うところだが、私は未来を想う。50年後、日本はどうなっているだろうか?

誰も想像できない。