敬老の日
我が家に年寄りがいなくなった。
毎年、区や町会より何かしらいただいていたものだ。
私自身親を亡くしてはいるが、離れていたため、葬式が終わると、日常に戻れた。義父母は、同居していたので家族が減るという経験を初めて知った。
何とも言いがたい喪失感がある。
義母が亡くなったときの義父の喪失感は想像を絶する。もっと気持ちがわかってあげれば良かったと今は後悔している。
義父母は地域の室内墓所に入れた。
せっかく近くなので、月命日にはいきたいと思っている。
でもカード式のお墓は墓参りも一瞬で終わる。神聖な気持ちにはなるが、やはりお骨の保管場所という感は拭えない。
これからお墓を考えている方、じっくり考えて欲しい。
年間の維持費、住宅の管理料のようなものを払えなくなると、一本裏道にあるお寺の永代供養墓に移される。こちらのほうが、墓らしい。最終的には私たち夫婦もここに眠る。
死ぬということはどういうことなのだろう。
一昨日、女優の樹木希林さんが亡くなられた。まだお若い。
彼女の死に対する捉え方は尊敬に値する。そんな終活を私もできるだろうか。
年取った親を見て、死ぬのは20年先と思っていたが、10年かもしれない。事故とかで明日にもこの世からいなくなるかもしれない。
これから先は死への準備、心構えをしていかなければならないんだ。
次はわたしたちの番だから...
今まで、つたないブログを読んでくださった方、ありがとうございました。
2人の年寄りの介護と葬儀を終え、学んだことは多かったです。
今日にてブログを閉じたいと思います。
本当にありがとうごさいました。