一人暮らし老人

義父が退院して、また生活が変わった。

スーパー爺さんだった義父も急に年取った感じだ。

要介護1。ぎりぎり1で、下手すると要支援になる。

だが、今は杖の生活、外では椅子にもなる歩行器だ。通院は夫が車で送り迎え。夫がいけない時は息子と私で付き添う。

風呂とポータブルトイレの始末は、夫の仕事。私は、夕飯のおかずと買い物。

義父はテレビを見て、昼寝をしての生活。以前は新聞もきちんと読んでいたが、今はそれもない、ので、日にちもちょっとわからなくなってきた。

世の中は一人暮らしの年寄りはたくさんいる。みんなどう生活しているのだろうか。一人暮らしのほうが社会と接触してある部分が多いようにも思える。もちろんひとそれぞれだろうが、家族と一緒にいると、もちろん安心だが、社会とのつながりが希薄である。

でも今さら社会どうのうと言っても仕方ない。余生をどう過ごすか、年寄りだけでなく、私たちも考えなければならない。