明るい老健
ショートステイを断られた義母に、老健の話が持ち上がった。それは今まで話したところと、だぶるところもあるかもしれないので、申し訳ない。
老健でも色々あるらしい。近所のお年寄り、以前書いた近所の立派な老健にずっと入所している。
基本は3ヶ月まで、一回退所して、2週間自宅に戻る。その間病院入院する人もあるらしいが。
この頃から義母は会話に支障が出てきた。呂律が回らないのだ。何か話すのだが聞き取れない。入所する前に気になってきたので、老健入所は関係ない。
歩行だけでなく色々な機能が落ちてきているのだ、残念だが、仕方ない。
この老健は棟はちがうが、病院に併設されている病院母体の施設。施設で働いている人はみな明るい。具合が悪くなれば、すぐ、病院の先生に診てもらえるからだろうか。一時退所か元気になっての退所。病気になれば、病院に入院できる。看取りをしなくていいから、悲壮感がないのだろう。うちは特養が決まるまでお世話になるつもりでいた。
でもなかなか特養は決まらない。退所する人がいないからだ。
しかし、いくつか新施設の建設があり、少し期待はした。その施設はどうかと老健のケアマネさんに言われた。入所枠が大きいほど、勿論 はいりやすい。
あと、ケアマネさんの後押しがあると違うようだ。自宅介護は大変だが、暴れないとか…
うちは普通の流れで特養まで進めた。
ショートステイで気に入られそのまま入所という場合もある。施設生活に慣れたひとほどはいりやすいようだ。抽選ではないし、順番でもない。義母のような介護度5の人がたくさん入っても手がたりなくななる。
老健には1年半ほどいた。