お墓がない
という映画があったそうだ。
観たことないので、偉そうに言えないが、あらすじやレビューを、読んでもイマイチピンと来ない。もう話が古いのか、今はもう、お墓がないのは現実には深刻な社会問題だ。
そう、うちにもお墓がない。
秋分の日の今日、義母の四十九日で、お坊さんにお経を唱えてもらったが、墓がないので、納骨はまだ先だ。
墓の購入は考えている。
無論、購入ではない、永代使用の権利を買うわけだ。でもその権利は受け継ぐことはできても、人に譲ることはできない。
都内の端っこで、50×50cmぐらいで、100万おおきく超える。もう少し見映えを考えると、200万。
外の墓は寺に入るか、霊園。
寺は良し悪しで檀家にされちゃうとあとあと、お布施をし続けなければ、ならない。
最近の室内墓苑。
ロッカー式やカードの自動式。
楽そうでいいが、決して安くはないのだ。
合同で永代供養というのもあるが、こちらも安くない上、子も孫もいるので、無縁仏になるような感じになってしまう。
私はお墓がある人がただ羨ましい。
葬式が終わればそんなに悩まなくていいから。
お墓の話は意外とナイーブ。
人に、ねえーと簡単に聞けるものではないのだ。
家と同じ。マンション?戸建て?団地?賃貸?
余計なお世話だ。
でもその人その家族には大切なもの。
四十九日の法要で、新しい位牌に魂が移ったんだって!
じゃあ、もう墓なんて要らなくない?